ニュースレターの読者獲得を自動ワークフローツールとAIを使って運営する方法を解説します。
毎日自動的にあなたのニュースレターの過去記事の要約がSNSに投稿されます。
全ての設定が完成するとこのようになります。
Buffer(https://buffer.com/)は、 複数のSNSプラットフォームを一元管理できるソーシャルメディア管理ツールです。
メールアドレスとパスワードを入力します。
「Sign Up」ボタンをクリックします。
トップバーの「Publish」を選択します。
接続したいSNSチャネルを選択します。例:X、Threadsなど
Continue as [あなたの名前] をクリックして、BufferがSNSアカウントにアクセスすることを許可します。
Channelsにあなたのアイコンが表示されます。
これでBuffer設定は完了です!
みんなのニュースレターAPIは、BufferとMakeを連携させるためのエンドポイントです。
みんなのニュースレターのワークスペースから「マーケティング」を選択。ソーシャルメディア投稿管理画面にアクセスし、「ソーシャルメディア投稿を管理する」ボタンをクリックします。
API設定画面で、URLとAPIキーが正しく設定されていることを確認します。
これでAPI設定は完了です!
Make(https://www.make.com/)は、 異なるWebサービス同士を連携させて、作業を自動化できるツールです。
Googleアカウント連携、もしくはメールアドレスとパスワードを入れて登録します。
Googleアカウントの情報を確認し、Hosting RegionはUSを選択します。(みんなのニュースレターのサーバーはUSにあるため)
「Sign up for FREE」をクリックします。
アンケートに回答します。自由に選択してください。
画面右上の「Create a scenario」をクリックして、新しい自動化シナリオを作成します。
「+」をクリックし、HTTPを選択します。
Make a requestを選択
みんなのニュースレターのAPIエンドポイントを入力します。ワークフローのURLやAPIをコピーして、MakeのHTTPリクエストに貼り付けます。
Parse responseを「Yes」に設定します。
画面左下の「Run once」をクリックして、テストリクエストを実行します。
エラーが出ないことを確認します。 エラーが出た場合は、設定を見直してください。
テスト結果に緑色のチェックマークが表示されれば成功です。
「Data」と「urls」を押して中にBodyやurlが入っていることを確認します。
これでみんなのニュースレターの接続は完了です!
この状態になっていれば完了です。
Google AI Studio(https://aistudio.google.com/)は、 GoogleのAI技術を活用してコンテンツを生成・最適化できるプラットフォームです。
Makeと連携することで、以下の自動化が可能になります:
モーダルに出てきたAPIキーをコピーして保存します。このAPIキーは後でMakeとの連携に使用します。
これでGoogle AI Studio設定は完了です!
Makeは、様々なアプリケーションやサービスを連携させて自動化ワークフローを構築できるプラットフォームです。
Google AI StudioのAPIキーを使用して、以下の自動化が可能になります:
Make(https://www.make.com/)に戻って、先ほど作ったHTTPの横の「+」をクリックします。
「Google Gemini AI」をクリックします。
スクロールして「Create a Completion」を選択します。
「Create a connection」をクリックします。
先ほど取得したGoogle AI StudioのAPIキーを入力します。
AI Modelsを「Gemini 2.5 Flash」に設定し、Roleを「User」に設定します。
Messages - item1 - Parts - Item1 - Message Type をクリックして「Text」を入力します。
Messages - item1 - Parts - Item1 - Text をクリックしてフォームの中にプロンプトを入れます。クリックするとHTTPのレスポンスが表示されます。そこから「Body」を選びます。
プロンプトの例
Xに文字をたくさん入れるとサムネイル画像が表示されないので、文字数を120文字以下にしています。
[Body] この文字数が120文字以上の場合は120文字になるように短くしてください。 最初の1行はタイトルです。タイトルは変えないでください。改行の後の2行目以降だけを変えて短くしてください。 必要以上に短くしないでください。できるだけ原型のままにしてください。 文章の内容が変化しないようにしてください。 【第**号】のように号数を書いた箇所は削ってください
これでGoogle Gemini AI の設定は完了です!
先ほど作ったGoogle Gemini AIの横の「+」をクリックします。
Bufferを検索して選択します。
スクロールして「Create a status update」を選択します。
「Create a connection」をクリックします。
そのまま「Save」をクリックします。モーダルが出て来てたらBufferのログインを求められますので、ログインして許可を与えてください。
Bufferに接続したSNSアカウントを選択します。X、Threads、Instagramなどのアカウントが表示されます。
ひとつだけ選択してください。
Textフォームをクリックするとモジュールのデータが表示されます。
Google Gemini AIの「Result」とHTTPのData - urls - の中から選択したSNSプラットフォームに合ったURLをひとつ選択します。
すべての設定が完了したら、右下の「Save」をクリックしてBufferモジュールを保存します。
これはThreadsの例です。
Make画面の左下にある「Run once」をクリックして、全モジュールのテスト実行を行います。
あなたのSNSアカウントに投稿がされていることを確認してください。ニュースレターの題名と要約、サムネイル画像が投稿されていれば成功です。
「Run once」の横の「Daily at」をクリックします。
「Every day」を選択して、実行したい時間を設定します。
「ON」スイッチをクリックしてシナリオを有効化します。
シナリオが有効化されました。設定したスケジュールに従って自動的に実行されます。
ソーシャルメディア投稿管理の基盤とGoogle AI Studioを使用した完全自動化システムが完成しました! これでBufferとMakeを使った基本的な投稿管理から、Google AI Studioを活用した高度な自動化まで、 すべてのSNS運営ツールを統合したワークフローが構築できました。
さらに高度な自動化を学びたい方は、応用編で複数SNSプラットフォームへの同時投稿やカスタムコンテンツ作成を学びましょう。
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